日本で個人開発したプロダクトのユーザー獲得、最初にすること
執筆:IDEAVALU運営 · 公開・更新:
日本で個人開発のプロダクトのユーザーを獲得するには、まず「誰の、どんな困りごとを解決するか」を一つに絞り、試せるURLと利用例を用意します。そのうえで、日本語でプロダクトを紹介できるIDEAVALUなどの掲載先と、対象ユーザーがいるコミュニティを組み合わせ、実際に使った人の声をもとに改善しましょう。掲載だけで利用者が増えるとは限りません。
1. 開発者ではなく、使う人の困りごとから紹介する
「AIを使ったタスク管理アプリ」だけでは、誰が使うべきか伝わりません。たとえば「複数のアルバイトを掛け持ちする学生が、今週のシフトを一画面で確認できる」のように、対象・場面・結果を一文にします。この例は説明用の架空のプロダクトです。
開発者向けツールなら開発コミュニティが候補になります。一方、学生の生活や店舗の業務を助けるアプリなら、作り手のコミュニティに加えて、その課題を持つ人に届く場所が必要です。
- 直近でその問題を経験した人を想定し、どの場面で困ったかを聞く。
- 既存の解決方法と、乗り換えてまで使う理由を書く。
- 登録前に分かる利用例・料金・対応環境を掲載する。
2. まず試せる導線を整え、公開ページを作る
プロダクトのURL、価値が分かるスクリーンショット、利用方法、問い合わせ先を用意します。初回の操作が複雑なら、サンプルデータや短いデモがあると説明しやすくなります。登録直後に何をしてほしいかは一つに絞ります。
IDEAVALUは、日本語でアプリ・Webサービス・AIツールを無料で掲載できるローンチプラットフォームです。プロダクトの紹介ページを作り、Boostやコメントを受け取れます。個人開発者・学生・スタートアップが日本語で公開告知をする際の選択肢です。テスターや利用者の人数を確約するサービスではありません。
3. 告知先は、掲載サイトと対象ユーザーの居場所を選ぶ
はじめから多くの場所に同じ文章を投稿するより、掲載先と対象ユーザーのいる場所を一つずつ選び、反応を確認する方法をおすすめします。掲載サイトには特徴をまとめ、SNSには困りごとと短い使用例を、専門コミュニティには参加ルールに沿った相談や事例を届けます。
技術記事を書くなら、読者が再現できる工夫や失敗から学んだことを本文の中心にします。宣伝リンクだけの投稿や、無関係な相手への一斉DMは避けましょう。
【誰向け】の【困りごと】を解決する【プロダクト名】を公開しました。 【具体的な操作】で【得られる結果】が分かります。 対応環境・料金:【環境/無料範囲や料金】 試すURL:【URL】 特に【確かめたい操作】が迷わずできるか、感想をいただけると助かります。
4. 公開後7日間の行動例
以下は少人数で検証するための行動例です。獲得人数の予測や、実際の利用者の成功事例ではありません。課題がまだ明確でなければ、告知を増やす前に聞き取りへ戻ります。
- 1日目:対象ユーザーと、最初に完了してほしい操作を決める。紹介文とデモを整える。
- 2日目:IDEAVALUなどに公開ページを作る。プロダクトへのリンクが動くか、ログアウト状態でも確かめる。
- 3日目:参加ルールを確認し、対象ユーザーがいるSNSやコミュニティで利用例を紹介する。
- 4〜5日目:同意を得た利用者に、最初の操作で迷ったところを聞く。要望の数より、実際につまずいた行動を記録する。
- 6日目:一番大きな障害を直す。変更点を紹介ページや開発ログに追記する。
- 7日目:流入・登録・主要操作・再利用を見直し、続ける告知先と次の改善を決める。
5. Boostの数と、ユーザー獲得の成果を分けて見る
反応が多くても継続利用につながるとは限りません。自分のプロダクト側で「訪問→登録→価値を体験する操作→後日の再利用」を確認します。登録を必要としないツールなら、利用開始や処理完了を計測します。
IDEAVALUの投稿者向け送客表示では、掲載ページから外部リンクへのクリック状況を確認できます。クリックは利用登録や売上の証明ではありません。流入元ごとの成果を知るには、自分のサービス側でも計測を用意してください。
アクセスが少ないなら届ける場所や紹介文、訪問はあるのに利用されないなら説明・料金・初回操作を見直します。少ないデータだけで告知先の優劣を決めず、聞き取りとあわせて判断しましょう。